マカダミアナッツオイルの効果・効能が素晴らしいのでまとめました

最近は、様々な健康油が注目されているなかで、
ここ数年で注目度をあげているのが「マカダミアナッツオイル」です。

「マカダミアナッツオイル」はヤマモガシ科マカダミア属の種子から取り出されたオイルで、
世界生産量のほとんどをオーストラリアとハワイが占めています。

「マカダミアナッツオイル」は、食べるのはもちろんのこと、
肌に塗っても、様々な効果や効能が期待できるオイルです。

今回は、「マカダミアナッツオイル」の成分や、効果・効能、
食べ方や使い方について解説していきます。

マカダミアナッツオイルの特徴


「マカダミアナッツオイル」
は、パルミトレイン酸オレイン酸を多く含んでおり、
人の肌に近いオイルと言われています。
肌への浸透力も高く、ベタつきも少ないのでビューティーオイルとして人気があります。

食用としては、そのまま摂取するほかに、
沸点が175°と高いので、高温の揚げ物調理の油としても使いやすいです。

そんな万能オイルの「マカダミアナッツオイル」には、多くの効果や効能が
期待されていますが、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか。

マカダミアナッツオイルの栄養成分

マカダミアナッツオイルの脂肪酸組成

 

脂肪酸 割合(%)
オレイン酸 54.6
パルミトレイン酸 22.0
パルミチン酸 8.0
その他 14.9

(引用):日本食品分析センターのケニア産マカデミアオイルの分析結果より引用

「マカダミアナッツオイル」の脂質の半分以上がオレイン酸で、
オメガ9系オイルに分類されます。
このオメガ9系オイルは酸化しにくい特徴があるので、加熱調理にも使用できるわけです。

そして注目すべき点は、加齢とともに減少していく、
パルミトレイン酸を高い割合(18-25%)で含む点です。
パルミトレイン酸は別名「若さの脂肪酸」とも言われるほど、アンチエイジングに優れます。

さらにパルミチン酸も美容効果の高い脂肪酸です。
では、これらの脂肪酸にどのような効果や効能があるのでしょうか。

マカダミアナッツオイルの効果・効能

高血圧や動脈硬化の予防

オレイン脂肪酸は悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、
高血圧や動脈硬化の予防に効果があると言われています。

脳卒中や心臓病の予防

パルミトレイン酸は、血管内に入ることが出来るため、血管の栄養となり血管を太く強くしてくれます。
これにより、脳卒中や心臓病の予防にも効果が期待できます。

美肌効果

皮膚のしわやたるみなどの老化を防ぐのにとても大切な働きをしているパルミトレイン酸
私達の皮脂にも含まれており、年齢と共に減少していきます。
「マカダミアナッツオイル」を摂取してパルミトレイン酸を補うことは、
美肌づくりに非常に効果的であると考えられています。

マカダミアナッツオイルの食べ方・使い方

1. スキンケア

洗顔後、化粧水でお肌を整えた後に1〜2滴ほど手に取り、
顔全体を包み込むように肌になじませましょう。

2. ボディケア

お風呂上がりに濡れた状態で、適量をを手に取り身体全体になじませましょう。
浸透力が高いので、ベタつくことなくしっとりとしたお肌になります。

3. ヘアケア

お風呂上がりに髪の毛を乾かす際、1〜2滴ほど手に取り、髪の毛になじませましょう。
髪に潤いを与え、ドライヤーの熱のダメージから守ってくれます。

4. 料理に

酸化しにくいので、サラダのドレッシングとしてそのままかけたり
炒め物や揚げ物にも使用することができます。
健康や美肌に高い効果が期待できる「マカダミアナッツオイル」ですが、
過剰摂取はよくありません。
1日の摂取量は、大さじ1杯までにしましょう。

マカダミアナッツオイルの選び方

食用やビューティオイルとして使用できる「マカダミアナッツオイル」ですが、
美容専用のものがあるので、購入前に確認しましょう。

食用油は、低温圧搾(コールドプレス)されたオイルを選びましょう。
安価なオイルは、高温で処理され、本来得られるはずの栄養成分を欠いていたり、
高温で処理されたことで発生する、トランス脂肪酸を含んでいることがあります。
注意しましょう。

まとめ

どうでしょうか。
「マカダミアナッツオイル」には健康や美容に実にたくさんの効果や効能が
あることがわかりました。
食べても塗ってもいいこと尽くしなのは、嬉しいですよね。
皆さんもぜひ「マカダミアナッツオイル」を活用して健康的に生きていきましょう。