今さらMacBook Air(2017)を購入したので半年間使用後の感想とレビュー

Mac

今年1月にMacBook Air(2017)を購入しました。
今回は、購入から半年間使用した感想とレビュー記事となります。

MacBook,MacBook Proの細かいてこ入れがある中で、
現状ラインナップから取り残された感のあるMacBook Air

これからMacBook Airの購入を考えられている方の参考になれば幸いです。

1. MacBook Airを購入した理由

私は、2008年に音楽製作のためにMacBookを購入したのを最初に、
以後はずっとMacを使い続けています。
かれこれMac歴はちょうど10年になります。

現在のメイン機は、MacBook Pro(2012)で
長きに渡り、音楽製作をメインに使い続けていました。

もう結構古いモデルにはなりますが、
HDDとメモリを換装できる良き時代のMacとして今でも私の現役です。
しかし、色んな音楽機材や周辺機器をつないでおり、
リビングに持っていくためにわざわざ多数のケーブル類を外したり付けたりすることが
億劫でほとんど据え置き状態・・・。

ノートの良さを全く活かせていない状態でした。
デスクトップと変わりません。

我が子の面倒を見ながら、ブログを書いたり、インターネットをするためには、
リビングに持っていけるMacが私には必要でした。

私が新たにMacBook Airを購入した理由は、
サブ機として気軽に持ち運びたいと考えたからです。

では、MacBook Airを現時点で購入するにあたって、
色々悩んだポイントをまとめてみます。

2. 現時点でMacBook Airは使えるのか

私が、2008年にMacBookを初めて買った頃に、
MacBook Airは登場し、以来ほとんど形を変えないまま、現在も販売されています。
2018年の現在では、軽さやスペックなら、MacBook,MacBook Proという選択肢があります。

私が購入したモデルは2017年6月発売の
1.8GHzデュアルコアCore i5,メモリ8GB,SSD256GBのモデルです。

結論から言うと、私の用途なら、このモデルで十分対応できると言えます。
主な用途を挙げますと、

・ブログ更新
・ネットサーフィン
・iTunesでの音楽再生
・YouTube閲覧
・写真の編集作業

あくまでサブ機としての用途なら、全くストレスなく快適に作業できています。
ただブラウザ使用時に数十個もタブを開いたり、動画編集などの重たい作業には、
向かないと思います。

3. MacBook Airのメリット・デメリット

メリット

価格が安い

これが最大のメリットかもしれません。
Apple Storeにて最低価格のモデルが98,800(税別)から購入できます。
MacBookもMacBook Proも最低価格のモデルが142,800(税別)なので、
この価格差は、とても大きなポイントになります。

更に「整備済製品」を選択して価格を落とすこともタイミングによっては可能です。

Macを安く手に入れる方法 〜整備済製品という選択肢〜

2018.08.01

インターフェイスの拡張性

現行のMacBook,MacBook Proのインターフェイスは、「USB-C」に統一されており、
USB3.0やSDカード等使用することが出来ません。
その点、MacBook Airは、

  • USB3.0×2
  • Thunderbolt2
  • 電源ポート(MagSafe)
  • SDカードスロット

と、一般的に普及している規格はカバーされています。

デメリット

もはや軽量モデルではない点

MacBook Airといえば、薄くて軽いというのが当時の最大の売りでした。

重さ 薄さ
MacBook Pro(13) 1.37kg 1.49cm
MacBook(12) 0.92kg 0.35cm〜1.31cm
MacBook Air(13) 1.35kg 0.3cm〜1.7cm

現在では、上記の表の通り、MacBook(12)の登場により、
最軽量の座は奪われ、MacBookProの軽量化も進み、もはや軽量モデルとして購入する意味はなくなりました。

非Retinaディスプレイ

MacBook,及びMacBook Proでは、美しいRetinaディスプレイが採用されていますが、
MacBookAirでは、採用されていません。
粗悪なディスプレイを使っているというわけではというわけではなく、
ディスプレイの綺麗さに重きを置かれる方にとっては気になるポイントです。

BTOメモリ増設不可

Apple Storeでは、メモリやHDD,SSDをカスタマイズして購入できるのですが、
MacBook Airに関しては、メモリ8GBで固定となっております。
メモリは、言うならば作業机の広さのようなもので、複数の作業を並行して行う場合、
能力を発揮する部分です。
これも使い方によっては、留意すべき点です。

4. まとめ

ここまでのメリット・デメリットをまとめると

メリット

  • 価格が安い
  • インターフェイスの拡張性

デメリット

  • 軽量モデルではない
  • 非Retinaディスプレイ
  • BTOメモリ増設不可

といったところです。
これからメイン機としてガッツリ動画編集したいという方や、
高いスペックを求める方には全くオススメできませんが、
人によっては、価格やスペックのバランスや、インターフェイスの拡張性を考慮して、
MacBook Airという選択肢はありかと思います。

私は、軽い作業をすることを前提としたサブ機として、
価格とインターフェイスの拡張性のメリットを考慮した結果、MacBook Air購入に至りました。

使い始めた当初一番驚いたのは起動の早さでした。
SSDだからでしょうか?
メイン機のMacBook Pro(HDD)よりも圧倒的に早く起動できます。
電源ボタンを押してからホーム画面まで20秒くらいです。

とても有意義に活用できています。

ぜひ皆さんも自分の中で、何を優先するかを考えながら選択してみてください。